2日目の予定は以下の通り。

  • 講義「訓練中の通信の確保について」
  • 講義「フィールドワーク概論1」
  • ルート工作訓練
  • 講義「サバイバルの実例と方法」

訓練に必要な通信方法に関する講義のあと、フィールドワーク概論1「フィールドワークに求められる行動技術と生活技術」が始まる。南極における悲惨な事故例 をいくつか取り上げて、冬期総合訓練におけるルート工作やサバイバル訓練に意味があることが伝えられる。事故の話はいつ聞いてもいい気分はしないが、いつ身に襲いかかるかを考えると緊張する。

11時にルート工作訓練地へ向けて出発。極地研のIさんが指導員(お目付け役?)として2班と行動を共にする。スノーシューとプラブーツがイマイチ合わない。やはり自分のを持ってくればよかったか?と思いながらも、少しづつスノーシューのクセを覚えて履きこなしに成功。班のみんなもどうにか快調に歩いている。寒いと思って着込んでいるとあっという間に暑くなるの で、移動中は薄着で。暑いとぼやく声が早くも聞こえる。1時間かからずに訓練地のスタート地点(座望庵)に着く。

スタート地点から3箇所のポイントを通過してゴール地点へ行くというもの。GPSを2台を貸与されるが、GPSの値が10秒違う。どちらを使うか悩んだが、 手元のiPhoneの値と近い方を採用することにした。3つの測定値があって1つがずれたら、それを捨てるという常套手段をとった。あとから考えてみれ ば、これは測地系の問題だったと思う。確認すればよかった。

訓練であるし、お互いのスキルもわかっていないので、スピードは捨てて、全員がすべての役割を担当することと、元の方向も測定して確実に進む、地図を見ながら居る位置を話し合うことに時間をか けた。約1.5kmを歩き3時間かかってゴール。2時間を切った班もいるので、順位は期待できないが、ポイントは確実に通過したはずである。個人的には、地形図の読図が甘かったと感じ猛省している。

帰りは鈴蘭小屋まで約3kmの道のり。

夕食後にも講義。明日からの「サバイバル訓練」でお世話になる山岳ガイドたちの登場。兎にも角にも「安全第一」。そのための知識と技術。しつこく言われるがこれが大切。

ルート工作時のGPSログ.青:往路,黄:ルート工作,赤:復路
ルート工作時のGPSログ.青:往路(途中から),黄:ルート工作,赤:復路