何だかんだと,基本観測棟の仮組みを見学するチャンスを逸してしまい,先日,上棟してしまった.そして,今日,内部見学をする機会を得た.

基本観測棟は,気象観測,生物調査,地学調査などの隊員が詰める観測施設で,57〜59次の3年かけて完成する予定で,我々57次隊は基礎部分のみ.だから,完成は見られない.赤い鉄柱は現地の地盤を想定している.南極の建物は吹雪・吹き溜まり対策のため高床式が多いようであるが,基本観測棟も高床式を採用している.また,吹き溜まり対策として,平面形状が円に近い12角形となっている.

57次隊が担当する基礎部分
57次隊が担当する基礎部分

 

我々が見ることのない内部であるが,仮組みということで,壁はないし,床も貼っていない.天井なども簡素に作られるとのことで,ケーブルなどの配線も基本的には隠さないで,ケーブルラックで取り回すらしい.

観測棟内の人の動きがわかるように,建物の中心にある階段室の壁はガラス張りとなる.これで棟内の人の動きが把握しやすくなるとのことである.

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
階段室はガラス張り