エアロゾルの粒径分布観測の訓練.初めての福岡訪問.

エアロゾルとは,気体の中に微粒子が多数浮かんだ物質である.今回は,その微粒子を測定する機器のメンテナンス訓練である.2種類3台を扱う.

概要は,ココに書いてある通り.

1台は,OPC(光散乱式粒子計数装置)といって,5 段階の粒径区分(0.3 μm 以上、0.5 μm 以上、1 μm以上、2 μm以上、および5 μm以上)の粒子数を1回の測定で計測することができるもの.

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OPC RION KC-01E

もう2台は,CPC凝縮粒子カウンターといって,0.01μm以上の粒子の数を数えるもの.機器交換時期のため2機扱う.

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OPC RION KC-01E
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OPC RION KC-01E

2種類の違いは,扱う粒径の大きさ.OCPはレーザーを使って,その散乱光の強度から粒径を換算するもの.より小さい粒径の測定はレーザーでは難しいので,ブタノールで粒子を囲んで,擬似的に粒径を大きくしてカウントする.そのため,粒度はわからないというもの.これがCPC.ブタノールは臭いので,水で代用できる機種へ移行するということである.

観測場所が「清浄空気観測室」と言って昭和基地の主たる建物群からやや離れた場所での仕事となる.まずは,その建物の説明から始まった.いろいろあるのだが,やはりブリザード後の始末が大変だということ.

福岡の訓練は無事終了.